<なでしこL・マイナビ仙台>首位日テレに苦戦は想定内、守備では収穫

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 下位に沈む仙台にとって、過去に勝ったことがない首位日テレに苦戦は想定内。敗れはしたが、田原は「(計9失点した)前節までの2戦より意図的な守備ができた」と収穫を語る。

 「備え」と「勇気」を欠かさず、強豪に立ち向かった。坂井、北原の両センターバックが声を掛け合ってスペースを埋め、安本は前線で走り回ってプレッシャーを掛け続けた。

 「DFラインの裏はケアできた」と坂井。5戦ぶりの先発で中盤を固めた市瀬も「1週間通して練習したサッカーはできたかな」と手応えを口にする。

 ただ、不運だった。前半12分、ゴール前で選手がハンドの判定を受けてのPKを決められた。前半20分以内で先制を許すのは4戦連続。課題としていた早い時間の失点を跳ね返せる相手でもチーム状態でもない。ある程度機能したカウンターも、ラストパスやシュートの精度を欠いて不発に終わった。

 9位C大阪堺、10位日体大フィールズ横浜が共に引き分け、勝ち点2差以内に迫られた。次節からは2戦連続で残留を争う両チームと対戦が待つ。「何が何でも無失点で勝つ」と坂井。悔しさの中で得た自信を手に、逆境に立ち向かう。(原口靖志)