高齢化社会、消える歩道橋 北都銀本店前、15日夜から撤去

 道路での歩行者と車のすみ分けが、立体から平面へと変わってきた。街角の歩道橋が近年、次々と姿を消す一方、斜め横断できるスクランブル交差点は急増。高齢化と人口減が人と車の関係を変えている。

 秋田市中心部で40年余り利用されてきた歩道橋が、15日夜から17日早朝にかけ、撤去される。

 同市中通の北都銀行本店前にある「中通横断歩道橋」。JR秋田駅西口周辺が一方通行の環状路になったのを機に、県が1974年に設置した。

 自動車の普及に伴い、交通事故の死者が全国で1万人を超え、「交通戦争」と呼ばれた時代。歩道や歩道橋を設置し、歩行者と車を物理的に切り離すインフラ整備は、行政にとって事故防止の切り札だった。

1974年9月4日付の秋田魁新報に写真が掲載された完成当時の中通横断歩道橋。当時の記事には「歩行者無視の行政」という住民の不満が記されている

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