障スポ初日、福井が金メダル11個

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水泳(肢体)女子25メートル自由形 スピードに乗った泳ぎで優勝した龍川崇子選手=10月13日、福井県の敦賀市総合運動公園プール

 第18回全国障害者スポーツ大会「福井しあわせ元気大会2018」は10月13日、福井県で3日間にわたる国内最大の障害者スポーツの祭典が幕を開けた。初日は11競技で熱戦を繰り広げ、福井県勢は水泳の龍川崇子(鯖江市)が2冠を果たすなどで陸上、水泳、フライングディスクで計11個の金メダルを獲得した。

 水泳(肢体)女子の龍川は、25メートル自由形と同平泳ぎで2冠を達成した。今大会を最後に別の競技に転向する予定で、プールでの有終の美を飾った。

 「ほかの選手が続くように一つ目の金メダルをつかみたい」。県勢のトップバッターで臨んだ自由形は重圧をものともせず、徐々にスピードに乗った。平泳ぎは課題だったスタートダッシュが決まり、自己ベストの29秒58をたたき出した。

 20代で赤血球などの血液細胞が減少する「汎血球減少症」と分かった。薬の副作用で両足の大腿骨頭が壊死し、股関節に人工関節が入っている。気が遠くなるほどの痛みに「命を救ってくれた医師を恨んだこともあった」。

 「やるからには一番じゃなきゃやだ」という負けず嫌い。2013年に水泳を始めた当初は健康のためだったが、翌年には障スポ長崎大会に出場した。2冠と自己ベストの結果に「続けてきてよかった、今が一番楽しい」。二つの金メダルを胸に喜びをかみしめた。