「本塁打王 穂高の努力だね」 少年野球で指導の島袋守さん

 プロ野球西武の山川穂高選手(26)の本塁打王獲得に、県内から祝福の声が上がった。少年野球「首里マリナーズ」時代に山川選手を指導した島袋守さん50=那覇市首里石嶺=は「穂高は有言実行。努力が実ったね」とたたえた。

 小学4年生だった山川選手の第一印象は「ぽっちゃりした普通の子」。しかし野球となると、遠投で平均45メートルを上回る52メートル。ライトに打つのが得意で、場外に飛ぶほどのホームランに他チームの監督も「ありえんな」と驚いたという。

 中学に進学してからも、夜に自宅前でバットを振る姿を何度も見掛けた。「センスはあると思ったけどスーパースターではない。本塁打王は本当に努力した結果だと思う」と島袋さん。「ムードメーカーでみんなの期待に応えるから信頼される。子どもの時からずっとそんな感じ」と目を細めた。

 西武に入団が決まった時の祝賀会で「新聞にたくさん載るように頑張る」と語った山川選手。オフに地元に帰ると野球少年と交流したり、食事会で得意のピアノを披露してくれたりしたという。

 県勢初の本塁打王の快挙に島袋さんは「おめでとう。俺を見ても知らん振りするなよ」と冗談を飛ばし、「穂高のことはみんなが褒める。でも絶対てんぐにならないんです」と自慢げに語った。

 山川選手の祖父仁和さん(77)=久米島町=も「4番としてプレッシャーもあったと思うが、ホームランを40本以上も打った。すごいこと」と孫の大活躍を喜んだ。9月に試合を観戦した時、山川選手が「おじいちゃんが来ているから、ホームランを打つ」と約束して打ったことを明かし「クライマックスシリーズも日本シリーズも勝って優勝してほしい。日本シリーズは観戦に行きたい」と話した。

少年野球時代の山川穂高選手が写る写真を手に思い出を語る島袋守さん=12日、那覇市首里石嶺

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