紅葉色づく天生高層湿原を歩く

 岐阜県飛騨市と白川村にまたがる天生県立自然公園で紅葉が見頃を迎えている。赤やオレンジ、黄色と、秋色に染まる天生高層湿原(標高1400メートル)をガイドと共に歩いた。

 同公園は県の「岐阜の宝もの」に認定されている。ブナの茶色い落ち葉などで覆われた道を踏みしめながら進んだ。

 湿原周辺はカエデやナナカマド、コシアブラなどの鮮やかな紅葉でパッチワークのように彩られ、入山者は美しい景色を写真に収めていた。

 同公園の公認ガイド岩佐勝美さん(68)に植物や動物について教わりながら歩いていると、菓子のような甘い香りが漂ってきた。先にはカツラの巨木がそびえていた。

 岩佐さんによると紅葉は1週間ほど楽しめる。湿原周辺は見頃で、ブナの原生林はこれから紅葉が進み深い黄色に染まる。岩佐さんは「順番に色づいていく。楽しみにして見に来てほしい」と呼び掛けた。

木々が色づき、紅葉が見頃を迎えている天生高層湿原
落ち葉で覆われた道を歩く入山者ら
美しい景色と写真を撮る入山者
公園内の植物や動物について分かりやすく解説する岩佐勝美さん=いずれも飛騨市河合町天生、天生県立自然公園

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