パスコース封じ一気逆襲 サンガ、徳島破り残留へ前進

サンガー徳島 後半、前線から守備でプレッシャーをかける岩崎(13)=西京極

 サッカーJ2の第37節は13日、西京極陸上競技場ほかで6試合を行い、京都サンガFCは1-0で徳島を破った。

 強力な外国人FWを擁する徳島の猛攻にも、しっかりと抑える守備力が今のサンガにはある。開始3分の先制点を守り切り、ここ4試合で無失点は3度目。今季初の完封まで26試合を要したほど不安定だった守備を再建し、J2残留へ大きく前進する1勝をつかんだ。

 最近の試合と同様に前線からのプレッシャーが効果を発揮した。相手のパスコースを限定し、ボールを奪えば一気にカウンターを仕掛けた。5戦ぶりに先発した岩崎も「球際で強くいこうと思った」と必死にボールを追いかけた。DFを中心に1対1の局面でも負けない。石櫃は「体を投げ出して相手を止めた。これを続けていかないといけない」と強調する。

 1人がボールを奪いにいき、かわされても別の選手がカバーに入れる位置を取る。基本の守備原則を全員が徹底することで結果もついてきた。最近はかなりの練習時間を守備に割いており、相手の布陣や試合展開に応じてシステムを変える戦術も板についてきた。

 残り5試合でJ3降格圏21位との勝ち点差は現在10。清水は「きょうは大事な試合だった。これでメンタル的にも伸び伸びと戦える」。快勝にうなづきながらも、気を引き締めた。

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