第三者委設置、遺族推薦で対立 県立高バレー部員自殺問題

 県央部の県立高校バレーボール部に所属する3年生の男子生徒が7月に自殺した問題で、生徒の父親(51)が13日、県庁で県教委の担当者と面談し、顧問の男性教諭の行き過ぎた指導が原因とし、遺族推薦の委員を加えた第三者委員会を設置した上で、部員らへの再調査を行うよう求めた。一方、父親によると県教委は遺族推薦について「公平さを欠く」として拒んでいるといい、県教委の対応を批判した。

 9月に問題が発覚後、遺族が公の場で話すのは初めて。父親や代理人弁護士によると、第三者委について、遺族の推薦枠を設けることや、審議の中で学校や県教委の対応なども検証するよう要請している。

 面談終了後の記者会見で父親は、遺族推薦の拒否や学校長が「指導に問題はなかった」と発言していることに触れ「世の中の社会通念と乖離(かいり)した認識だ。遺族ではなく教諭に寄り添っているのではないか」と批判した。

 一方、県教委教職員課の永井栄一総括課長は面談終了後に「さまざま厳しい意見をいただいた。県教委の調査では指導と自殺の因果関係を判断するのは難しく、専門家の第三者委に委ねることにしている。できるだけ早期に立ち上げるため、準備を加速させたい」と述べた。

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