太陽光を利用した音楽フェス盛況 発案の佐藤タイジさんら熱唱

 太陽光発電の電力だけを使った野外音楽フェス「阿波国・ザ・ソーラーブドウカン」が13日、松茂町豊岡の月見ケ丘海浜公園であった。発起人で徳島市出身のミュージシャン佐藤タイジさんをはじめ仲井戸麗市さんら13組の人気アーティストが熱演し、聴衆約3千人が楽しんだ。

 会場には太陽光パネル84枚と蓄電池が設置され、イベント運営に必要な全電力を賄った。ステージではロックバンド「真心ブラザーズ」、金子ノブアキさん、うじきつよしさんらが次々と演奏し、若者から中高年まで幅広い世代が拍手を送ったり、歓声を上げたりして盛り上がった。

 大トリでは、佐藤さんが東京・高円寺の阿波踊り連「華純(かすみ)連」と共演。乱舞をバックに、ぞめきを取り入れた「踊らなソンソン」など5曲を熱唱して会場を沸かせた。

 徳島市佐古八番町から夫婦で訪れた臨床工学技師、長田耕治さん(29)は「徳島で大きな音楽フェスが開かれてうれしい。太陽光で運営するのは良い試み。同様のイベントが増えればいい」と満足そうだった。

 佐藤さんは「古里で開くことができて感無量。徳島を活性化させるために来年以降も続けたい」と語った。

太陽光発電の電力だけを使った音楽フェス。手前に並ぶのが太陽光発電パネル=松茂町の月見ケ丘海浜公園

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