<秋季高校野球>酒田南が延長制す

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 ▽2回戦(八橋球場)

酒田南(山形) 001000000003=4 日大東北(福島)000000001000=1 (延長十二回)

 【評】酒田南が延長十二回に勝ち越した。2死満塁から吉嶋が左前打を放ち、敵失も絡んで3得点。渡辺は威力ある直球を軸に1失点完投した。日大東北は九回に追い付く粘りを見せたが、あと一歩だった。

<主戦渡辺、1失点の力投>

 酒田南の巨漢エース渡辺が延長十二回を1失点で投げ切る力投を見せた。「味方が打ってくれると信じていた」。勝利の瞬間はガッツポーズで喜んだ。

 191センチ、113キロの体から、最速144キロを誇る直球を軸に投げ込んだ。九回に同点とされ、なお2死二、三塁のサヨナラのピンチは、「真っすぐは打たれないと変な自信があった」と遊飛でしのいだ。

 鈴木監督は「あそこで崩れずに踏ん張ったのが成長」と目を細める。鶴岡市出身でわんぱく相撲で鍛えた下半身はスタミナ十分。「(次戦の)盛岡大付は打線がいいが、しっかり低めに投げ、謙虚に27アウトを取れれば勝てる」と語った。