デスク日誌(10/14):別刷り

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 「打ち上げ、やりましょう!」と、メンバーが声を上げた。作業は最終盤に入っていたが、そう言われて初めて、ようやくここまでこぎ着けたという実感が湧いてきた。長いような短いような1カ月だった。

 先月から自分も含めた部内の男女10人による臨時編成チームで、通常業務と並行して特集紙面の制作に当たってきた。本紙朝夕刊と区別して、「別刷り」と呼んでいるものだ。大きな事業の完成や各種の記念行事などに際して作られる。

 今回の別刷り特集は、新聞大会が仙台市で開かれるのに合わせて組まれた。東日本大震災から7年7カ月間の河北新報の紙面、被災地復興へのさまざまな取り組みを改めて紹介する。明治以来の東北の歴史を振り返り、さらに新世代の若者たちの視点、躍動も伝える内容となっている。

 短距離走のようなニュース紙面と違い、別刷り作業はアイデアを出し合い、イメージを共にしていく過程が面白い。メンバーそれぞれにもっとやってみたいこともあったようだが、後の機会の楽しみにしたい。

 新聞大会の別刷りは16日、本紙朝刊とともにお届けします。ご覧ください。 (整理部次長 小川雅洋)