<秋季高校野球>大崎中央、サヨナラで東北大会初勝利

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大崎中央―青森山田 9回裏大崎中央1死満塁、荒井が右前にサヨナラ打を放つ

 来春の選抜大会につながる第71回秋季東北地区高校野球大会は13日、秋田市のこまちスタジアムと八橋球場で開幕した。1、2回戦計4試合があり、大崎中央(宮城第3)と専大北上(岩手第3)が2回戦に、盛岡大付(岩手第1)と酒田南(山形第1)が準々決勝にそれぞれ勝ち進んだ。

 大崎中央は青森山田(青森第3)に4-3でサヨナラ勝ち。専大北上は秋田商(秋田第3)を6-1で下した。盛岡大付は山形城北(山形第3)を8-2で破り、酒田南は日大東北(福島第2)に延長十二回の末、4-1で勝利した。

 第2日の14日は両球場で2回戦6試合がある。

◎大崎中央、九回逆転サヨナラ

 ▽1回戦(こまちスタジアム) 青森山田(青森)200000001 =3 大崎中央(宮城)000010003x=4

 【評】大崎中央が九回逆転サヨナラ勝ち。1-3のこの回、無死満塁から内野ゴロと敵失で追い付くと、なおも1死満塁とし、荒井が右前に運んで勝負を決めた。青森山田は九回に追加点を奪ったが逃げ切れなかった。

<殊勲打の荒井「挽回したかった」>

 大崎中央が逆転サヨナラで東北大会初勝利を飾った。殊勲打は主将荒井のバットから生まれた。九回に2点差を追い付き、なおも1死満塁で回ってきた打席で2ボールから内角直球を右前にはじき返した。「宮城県大会は不調で足を引っ張った分、何とか挽回したかった」と喜んだ。

 「失点は3点以内、得点は4点以上」。チームの合言葉通りのスコアで2回戦進出を決めた。荒井は「県大会では結果ばかりを考えて楽しむことを忘れていた。次も楽しんで絶対勝つ」と意気込んだ。