<仙台六大学野球>学院大の小野寺が無安打無得点達成

学院大―宮教大 宮教大打線を無安打無得点に抑え、勝利した学院大の小野寺

 第6節第1日は13日、仙台市の東北福祉大球場で仙台大-東北工大、東北学院大-宮城教育大の各1回戦があり、仙台大と学院大が先勝した。学院大の小野寺祐人(4年、岩手・花巻東高出)が史上14人目(18度目)の無安打無得点試合を達成した。

 小野寺は131球を投げ、12奪三振の快投。打線も中盤に援護点を挙げ5-0で宮教大を下した。仙台大は工大に7-2で快勝した。

 第6節第2日は14日、同球場で宮教大-学院大、工大-仙台大の各2回戦が行われる。

◎学院大が先勝

 学院大-宮教大1回戦(学院大1勝) 学院大000400100=5 宮教大000000000=0 (勝)小野寺6試合2勝2敗 (敗)広島5試合3敗 (本)桐生1号(1)(小林)

 【評】学院大の小野寺が無安打無得点試合を達成した。四球と失策で5度走者を背負ったが、後続を落ち着いて打ち取り、打線も四回に4点、七回に1点を奪って援護した。宮教大は投手陣が踏ん張れず、打線も振るわなかった。

◎小野寺、冷静さ快挙導く「大学最後のシーズンで最高の思い出を作れた」

 「夢かと思うほどうれしい」。リーグ史上14人目の快挙に無邪気な笑みを浮かべた。学院大・小野寺が無安打無得点試合。落ち着きが光った131球だった。

 序盤は四球や失策で毎回走者を背負った。それでも「走者を本塁に生還させなければいい」という割り切りが奏功する。スライダーとツーシームを多用して宮教大打線に的を絞らせなかった。

 四回に4点の援護をもらって「気持ちが楽になった」。五回は5~7番を3者連続三振。終盤にかけても全く危なげなかった。

 春のリーグ戦は先発もリリーフも兼ねたが、夏のオープン戦で好投を続けて秋は主戦を任されている。「春は投げ急いで制球を乱していたが、ボールを長く持つことで丁寧に投げる感覚が身に付いた」。マウンドさばきの成長が快記録をもたらした。

 最後の打者を右飛に打ち取ると、マウンドで大きく両手を突き上げた。「頼れる仲間がいたから強く腕を振れた。大学最後のシーズンで最高の思い出を作れた」。最後まで笑顔を崩さなかった。(大谷佳祐)

◎仙台大も先勝

 仙台大-工大1回戦(仙台大1勝) 仙台大030002110=7 工 大020000000=2 (勝)浅沼4試合2勝1敗 (敗)桜井6試合2勝2敗

 【評】仙台大が快勝した。二回無死二、三塁から柏尾、郡、望月の3連打で3点先取。1点差の六回は望月の適時打などで2点を加え、終盤も追加点を奪った。工大は二回に水間の三塁打などで2点を挙げたが、畳み掛けられなかった。

<仙台大・望月(2本の適時打と2盗塁で勝利に貢献)>

「低めの変化球を狙っていた。盗塁もバッテリーの配球を分析し、積極的に仕掛けた。次も打撃と足で仕事をしたい」

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