映画の舞台、魅力売り出せ グリーンランド登場の「オズランド」26日公開

劇中で事務所として登場するグリーンランドのレストラン。園内約20カ所に、写真などでシーンを紹介したパネルが配置されている=荒尾市
抽選で選ばれた250組500人が招かれた映画「オズランド」の特別試写会=荒尾市
特別試写会で、映画の魅力を語る原作の著者で、作家の小森陽一さん(中央)。漫画や映画で人気の「海猿」の原案なども手掛けた

 荒尾市の遊園地グリーンランドが舞台の映画「オズランド」の特別試写会が6日夜、同市であり、抽選で選ばれた約500人が一足先に作品を堪能した。26日の全国公開を前に同園は、主演の波瑠さんらの出演シーンを紹介したパネルを、それぞれの撮影場所に配置。"聖地巡礼"で、映画と遊園地をPRする。

 作品には、グリーンランドが実名で登場。ホテルチェーンに就職した波瑠さん演じる女性が、不本意ながら配属された地方の遊園地の魅力に触れ、やりがいを感じ奮闘する姿をユーモラスに描いた。

 この日は台風の影響で波瑠さんと、監督で山鹿市出身の波多野貴文さんらのトークショーは中止に。試写会も遊園地から荒尾総合文化センターに会場を移したが、出演した西島秀俊さんがビデオメッセージを寄せ、応募1776通から選ばれた約250組を沸かせた。

 原作の著者小森陽一さん(51)もサプライズで登壇し、波瑠さんをイメージして小説を書いた裏話を披露。「見ると1週間くらい温かい気持ちが持続する作品。こんな素敵な場所が、身近にあることを再認識してもらえたら」と話した。

 来場した荒尾市の木下夏鈴さん(15)は「映画の中で、有名な俳優がなじみのある場所にいるのが不思議な感じだった。全国の人にも実際の遊園地に来て、笑顔になってもらいたい」とほほ笑んだ。

 同園では約20カ所に写真などでシーンを紹介したパネルを配置。映画で使われた衣装や小道具も特別展示している。

 映画には延べ約5千人の市民らがエキストラで協力。同市観光推進室は「映画『るろうに剣心』が撮影された万田坑には公開後、多くのファンが訪れた。今回も市内への観光客誘客につながってほしい」と波及効果を期待する。(原大祐)

(2018年10月14日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

©株式会社熊本日日新聞社

紙面を彩った火の国球児たち

「夏の甲子園100回」を記念し、熊本出身のスターたちの〝球児〟時代を取り上げます。 第3弾は「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治(熊本工出、人吉市出身)です。

ご購入はこちらから