<東北大病院>緊急時の診療万全に 大規模地震想定し医師や職員訓練

治療優先度を判断するトリアージの訓練

 仙台市青葉区の東北大病院で13日、総合防災訓練が行われ、医師や看護師、事務職員など関係者約400人が大規模な地震発生時における対応を確認した。

 訓練は「長町-利府線断層帯」を震源とする震度6強の地震を想定。発生後、東病棟に災害対策本部を立ち上げて通信環境を整備。独自の災害時情報収集システムや内線で病院内の被害状況を把握した。

 外来棟では、診療中止の判断や患者らの避難誘導など、実際の災害時に近い状況で動きを確かめた。

 傷病者受け入れ訓練では、治療の優先度を判断するトリアージを実施。優先度の高い治療を行う診療エリアが、5月に稼働した先進医療棟に変更になったことに伴い、処置、搬送の動線を確かめながら対応に当たった。

 災害対策本部長を務めた八重樫伸生病院長は「ブラッシュアップできる点はまだまだある。今後に向けてしっかりと振り返りを行いたい」と話した。

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河北新報

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