授業の工夫を発表 小中教員ら実践ヒントに

授業の取り組みを報告する教員ら=13日、大阪市淀川区の市立美津島中

 学校の教員がそれぞれの教育現場の取り組みを共有し、授業に生かす「大阪教組教研分科会」が13日、大阪市淀川区の市立美津島中で開かれた。発表者の小学校や中学校などの教職員約60人が授業で工夫している点を報告し、参加した多くの教員が実践の参考にした。

 府内の公立の小学校や中学校、高校などの教職員が加入している府教職員組合が主催した。

 算数や数学、社会、音楽などの教科ごとに10の分科会が開かれ、発表者の教職員が授業の進め方のポイントや、児童、生徒の反応などを紹介した。

 事実に基づいたものの見方や考え方を養うため、文章の表現指導の一つである「生活つづり方」の取り組みを紹介した小学校の男性教員(36)は「自分のことを、自分の言葉で書きつづる力が必要。社会のおかしさに気付いたときに『おかしいやん』だけでは伝わらない」と説明した。ある参加者は「本当の学力とは何かを、自問自答しながら考えたい」と話した。

 このほか、人権や平和などをテーマにした12の課題別分科会も行われた。

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