<わたしの道しるべ>地場産品直売に手応え

◎東京聖栄大4年 音田智樹さん(22)=千葉市

 福島県塙町のアンテナショップ「ダリちゃんショップ」(東京都葛飾区)で昨年夏からアルバイトをしています。道の駅「はなわ天領の郷(さと)」の直売所として週2回の営業です。東日本大震災後に大学が塙町の支援を始め、キャンパス近くで2012年7月にオープンしました。

 学生約10人が交代で手伝っています。町の花のダリアをはじめ新鮮な農産物や卵などが人気。風評被害は感じません。開店前からお客さんの列ができるんですよ。調理師を目指して健康栄養学部で学んでいて、気になる野菜は自分でも買って調理してみます。

 町の祭りに参加したり、大学祭で物産展をしたり。鳥取県出身で遠い存在だった福島が大学の取り組みを通して身近になりました。

 これまでの経験を調理学研究にも生かし、地場産品を使った加工食品を考案中です。交流した地元の人たちに食べてほしいので、長期保存できて毎日の食卓に並ぶような食品にしたい。町との縁を大切にし、食で活性化に一役買えたらいいなと思います。

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