<シルクガールズ>鶴岡の絹文化広めたい 地元高校生ら生産工程学ぶ

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絹織物の精練工程を見学したシルクガールズ

 山形県鶴岡市の絹文化の魅力を発信しようと、鶴岡中央高の女子生徒が結成した「シルクガールズ」が、絹産業の関連施設4カ所を見学した。鶴岡産の絹を使ったウエディングドレスの制作などを控え、絹の歴史や生産者について理解を深めた。

 シルクガールズ約20人が参加し9月28日、蚕室や製糸工場、染色工場を回り、鶴岡市周辺で蚕の飼育から絹製品になるまで一貫した工程が整っている点などを学んだ。

 鶴岡市の精練工場「羽前絹練(けんれん)」では、絹織物に含まれるタンパク質を熱湯に浸して取り除き、光沢のある柔らかい風合いに仕上げる工程を見学。湿気の多い作業のため昔ながらの木造の工場が鉄骨造よりも向いているなどと説明を受けた。

 羽前絹練の阿部純次社長は「同業者が化学繊維に転換する中、絹織物にとどまったことで、今では国内外から注文が集中するようになった」と話した。