『Mediaset』など各メディアは14日、「再び引退を決めたアントニオ・カッサーノは、今の選手はみんなヘタクソだと語った」と報じた。
現役復帰を宣言し、セリエCのヴィルトゥス・エンテッラに練習生として加入したものの、わずか2週間の練習を経て再び引退を表明したカッサーノ。
彼は今回TV番組でインタビューに応え、以下のように話したという。
アントニオ・カッサーノ 「サッカーは1999年のほうが優れていたね。今の選手はみんなヘタクソだ。有象無象の奴らばかりだよ」
(インテル時代にアンドレア・ストラマッチョーニ監督と殴り合った?)
「そんなことはないよ。我々は互いに押しあっただけさ。それだけだ。
ファビオ・カペッロはキャリアで最高のコーチだ。アドリアーノ・ガッリアーニは最高のディレクターだ。フランチェスコ・トッティはイタリアサッカーの歴史上最高の選手だ。ロベルト・バッジョとパオロ・マルディーニと並んでね。
そして最悪のコーチはストラマッチョーニだね。最悪の選手はたくさんいた。名前を挙げられないくらいにね。
ユヴェントスはイタリアで最も強いチームだ。ヨーロッパでも屈指だ。
しかしながら、オレはそのチームには合わないね。彼らは3日でオレを追い出すだろう。
最初の日にサインをして、2日目に練習をして、3日目にはクビになるさ」
(イタリアが2018年ワールドカップに出られなかったことについては?)
「いいことだよ。まともなチームじゃなかったからな。間違いなく選手達の失敗だ。
世界最高の監督であるジョゼップ・グアルディオラでも、正しい選手なくして奇跡を起こすことなどできやしないものさ」
(ロベルト・マンチーニ新監督については?)
「彼は偉大なチームを率いるのに適した男だよ。普通のチームを率いるには?それは疑わしいところだな」