来年GWは10連休~懸念される経済への影響

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月15日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。来年予定されている10連休について解説した。

来年5月1日の皇太子様即位日は祝日~GWは10連休に

安倍総理は先週末、天皇陛下の退位に伴い、皇太子殿下が即位する来年5月1日と、即位宣言する10月22日を、来年に限り、いずれも祝日とする考えを示した。
実現した場合、来年のゴールデンウィークは4月27日~5月6日の振替休日まで、10連休となる。

飯田)一連の行事を円滑に進めるために、総理が委員長の式典委員会を設置しました。その初会合で表明されました。

須田)5月1日を休日にすれば、結果的に10連休になります。これは結果論です。10連休ありきではなく、1日を休みにしたら、偶然そうなった。
この連休は経済などを含めたいろいろな意味で、影響を及ぼすでしょう。企業としても、10連休で人や仕事をどう回すのか。暦上は10連休になったとしても、やはり仕事はしなければならない状況にもなりかねません。その辺を民間企業も含めてどうするかだと思います。

飯田)この番組も、月曜日が祝日の場合も須田さんは出演していますからね。

須田)ニュースが枯渇しているなかでの出勤ですよ(笑)。

飯田)確かに、ゴールデンウィークが10連休になったら、国内が動かない。ニュースもほとんど入ってこないですよね。

賛否が分かれる10連休

須田)10連休となると、即位を祝賀、お祝いする気持ちもあるでしょうけれど、一方で「せっかくの10連休だし、どこかへ出かけよう」ということで、レジャーがかなり増えると思います。しかし、旅行代理店にとってはビジネスチャンスですが、はたしてどういう形でセールスしたらいいのか、という部分もあると思います。

飯田)殺到すれば値段も上がりますからね。けっこう、賛否両論です。江戸川区の57歳会社員“魚大好き”さんからのメールです。「ゴールデンウィーク10連休は、建設業界にいますから、日曜日だけ休みになると思います。ただ、休日出勤となるため、代休か給料が増えるのはありがたいことです」という意見があると思えば、板橋区の68歳主婦の“野良猫”さんの場合、「どうして10連休なのでしょうか。そんなに休みが続くと、日常生活に支障が生じます。反対です」といただいています。

須田)我々日本人は、いきなり10連休をポンと与えられても、「どう使えばいいの?」となるかもしれない。また、国民的な祝賀期間であるにも関わらず、働かされる側、働かなければならない人たちはどう対応するのかも、問題が出てくるでしょうね。

10連休で極端に多忙になる業界と、仕事にならない業界

飯田)特にサービス業は、休日が書き入れ時ですからね。そこに人手不足が生じてしまう可能性もあります。

須田)10連休の前提に、どう仕事や人手を回していくかの計画も大変だろうと思います。

飯田)新聞などは、「ネットショッピングの注文が連休直前に増えるから、配送業はとても大変になるのでは?」と指摘されていました。

須田)逆に、例えば都内のタクシーなどは、むしろ商売上がったりの状態になると思います。秋の3連休が3回ばかり続いたこともあり、タクシー運転手に話を聞きました。「通常なら週末にお客さんが増えるのに、連休前日の夜はほとんど閑散としている状況」だそうです。

飯田)そこに台風が重なったりしたら、大変なことになりますよね。

須田)我々の大好きな夜の新宿や銀座。そこで勤務されている方はどうするのでしょうか? ああいうお店の人は日給が基本ですからね。

飯田)すると、日の売り上げが悪いと、インセンティブの方も、同伴とか(笑)。

須田)ノルマが厳しくなってしまうかもしれませんね。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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