JFEシビル、平塚で物流施設を着工 独自の制振ブレース採用

 JFEシビル(社長・弟子丸慎一氏)は神奈川県平塚市で先進的物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク平塚Ⅱ」を着工、11日に起工式が行われた。同社が設計・施工を担い、独自の制振ダンパー「二重鋼管座屈補剛ブレース」152本を採用。地震エネルギーを吸収し建物の損傷を抑える。

 施設は鉄骨造4階建てで延床面積は5万平方メートル、床荷重は1平方メートルあたり1・5トン。南北両面1階のみに各20台の高床トラックバースを設置し、緑地は敷地面積の20%以上とするなど環境面に配慮している。三井不動産からの受注は4件目で、工期は2019年10月末までの13カ月の予定。

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