【ALCS】ブラッドリーJr.逆転打 Rソックスがタイに

【アストロズ5-7レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

アストロズが初戦を制して迎えたア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第2戦は、両軍先発投手の乱調により試合序盤に点を取り合う展開となり、レッドソックスが7対5で逆転勝利。本拠地フェンウェイ・パークでの連敗を回避し、シリーズの対戦成績を1勝1敗のタイとした。

アストロズ先発のゲリット・コールは1回裏にムーキー・ベッツとアンドリュー・ベニンテンディの連打であっさり先制点を献上し、さらに一死満塁からラファエル・ディバースにレフト前へのタイムリーを浴びて2失点目。一方、ポストシーズンの先発登板で未勝利が続いているレッドソックス先発のデービッド・プライスは、2回表二死2・3塁からジョージ・スプリンガーに同点の2点タイムリー二塁打を浴び、続く3回表にはマーウィン・ゴンザレスに勝ち越しの2ラン本塁打を献上してしまった。

3回裏のレッドソックスはザンダー・ボガーツとスティーブ・ピアースの連打、ディバースの四球で一死満塁のチャンスを作り、イアン・キンズラーこそ空振り三振に倒れたものの、ジャッキー・ブラッドリーJr.が走者一掃の3点タイムリー二塁打を放って逆転に成功。プライスは5回表に2つの四球で二死1・2塁のピンチを招いたところで降板となり、またしても白星を手にすることはできなかったが、2番手のマット・バーンズがゴンザレスを空振り三振に仕留めてピンチを脱した。

レッドソックスが1点のリードを維持したまま試合は終盤に突入し、7回裏に四球で出塁したベッツが暴投と2つの捕逸で生還して待望の追加点。8回裏には二死1・2塁からベッツがタイムリー二塁打を放ち、リードを3点に広げた。リリーフ陣が好投を続けていたレッドソックスは、最終回にクローザーのクレイグ・キンブレルが二死からスプリンガーとホゼ・アルトゥーベの連打を浴びて1点を返されたものの、続くアレックス・ブレグマンをレフトフライに打ち取って試合終了。100勝超えの両軍による決戦の舞台は、日本時間10月17日の第3戦からヒューストンのミニッツメイド・パークへ移される。

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