グレゴリアス離脱によりヤンキースのマチャド獲りが加速か

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ヤンキースが今季終了後にフリーエージェントとなるマニー・マチャド(ドジャース)の獲得に動く可能性は以前から取り沙汰されていたが、正遊撃手のディディ・グレゴリアスがトミー・ジョン手術を受けることにより、その動きが加速する可能性が出てきた。覇権奪回を目指すヤンキースの大型補強は実現するのだろうか。

ヤンキースは3年連続で20本塁打以上を放っている正遊撃手のグレゴリアスがトミー・ジョン手術を受けることが確定。手術後に戦列復帰に向けてのタイムテーブルが決定されることになるが、アーロン・ブーン監督が来季の大半でグレゴリアスがプレイできると楽観視する一方、ブライアン・キャッシュマンGMは来夏までグレゴリアス抜きで戦わなければならない可能性に言及している。

そこで注目されるのが、ヤンキースのマチャド獲得への動きである。ヤンキースがマチャド獲得に興味を持っているのは以前から報じられている通りだが、グレゴリアスの離脱により三塁手ではなく遊撃手としてマチャドを獲得する可能性も出てきた。三塁手としてはゴールドグラブ賞を2度受賞しているマチャドだが、今季オリオールズでは遊撃手として守備防御点マイナス18を記録するなど遊撃守備には不安を抱えている。しかし、ドジャース移籍後は同プラス6と劇的に改善されており、グレゴリアス復帰まで遊撃のポジションに入ることに支障はないだろう。

また、グレゴリアスは来季終了後にフリーエージェントとなる予定であり、ヤンキースはマチャド獲得によりグレゴリアス退団後の遊撃手を確保することもできる。また、グレゴリアスのトミー・ジョン手術からの回復がスムーズにいかなかった場合の保険にもなるだろう。マチャド自身も遊撃手としてのプレイを好んでおり、遊撃手としての出場機会を与えることができることは契約交渉を進めるうえでポジティブに作用する可能性がある。

しかし、グレゴリアスの戦列復帰後、マチャドとグレゴリアスを同時に出場させるためには正三塁手に定着したミゲル・アンドゥハーを別のポジションへ移すか、トレードで放出する必要がある。ヤンキースはそのあたりの事情を慎重に見極めながら、マチャドとの契約交渉を進めていくことになりそうだ。