若い女性の県外就職流出を防げ 行政とラジオ、新聞がタッグ 兵庫県

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神戸大出身の漫才コンビ「ネイビーズアフロ」

 全国ワースト2位とされる20代女性の流出に歯止めをかけるため、兵庫県は15日、県内企業の就活支援情報や、県内で活躍する女性らを紹介するラジオ番組を11月からラジオ関西で放送すると発表した。放送内容と連動する記事も神戸新聞で掲載。インスタグラムやツイッターなど会員制交流サイト(SNS)も活用し、就活生らと双方向で情報を交換する。(前川茂之)

 番組名は「県内就活応援番組 ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO」。「就活漫才」や「新聞漫才」などで人気を集める神戸大出身の漫才コンビ「ネイビーズアフロ」と、ラジオ関西の津田明日香アナウンサーが出演し、11月6日から毎週火曜日午後11時半から30分間放送する。

 大阪や東京などへの人口流出が続く兵庫県にとって、若い女性の定着は最重要課題の一つ。県によると、2017年の20~24歳女性の転出超過数は1353人と3年間で1・7倍に、25~29歳女性の超過数も878人で全国ワースト2位となっており、転出傾向は年々拡大している。

 番組では若い女性をターゲットに、県内企業で活躍する女性らを特集。女性が目標にできるロールモデルを紹介し、地元就職を後押しする。企業の採用担当者や県職員らが出演し、県内企業の情報や採用試験の助言をするほか、起業家向けの支援コーナーなども設ける。神戸新聞紙面での関連記事掲載も予定している。

 放送はインターネット「radiko(ラジコ)」でも配信予定。県地域創生課は「県内だけでなく、関東など県外に通う学生にも聞いてもらい、兵庫で働いてもらうきっかけにしたい」とPRしている。