五穀豊穣願う矢“命中”  伊美別宮社やぶさめ

©有限会社大分合同新聞社

勇ましく駆け抜ける馬上から矢を放つ大末晋也さん=15日、国東市国見町の伊美別宮社

 県選択無形民俗文化財「伊美別宮社(いみべつぐうしゃ)やぶさめ」が15日、国東市国見町伊美の同社で奉納された。地元の男性が馬上から矢を放ち、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈った。

 射手の大末晋也さん(21)=同町中=が武家の服装「鎧直垂(よろいひたたれ)」姿で登場。楼門前の直線路を勇ましく駆け抜け、約3メートル先の的(45センチ四方)を射た。命中すると参拝者が大きな拍手を送った。

 秋季大祭の神事の一つで、県内唯一の流鏑馬(やぶさめ)。練習を重ねて本番を迎えた大末さんは「気持ちを込めて弓を引いた。最高の気分」と話した。