西武新宿駅で自律移動型AI監視カメラ搭載警備ロボット、日本初の実証実験

東京都立産業技術研究センター、アースアイズ、日本ユニシス、西武鉄道の4社は、警備ロボット「Perseusbot」(ペルセウスボット)を共同開発。

西武鉄道西武新宿駅構内で11月26日から実証実験を始める。駅構内の安全性向上・駅係員の業務負荷軽減を図るのが目的。

4社は、都産技研が開発中の自律移動型案内ロボット Libra(リブラ)と、屋外用大型ロボットベース Taurus(トーラス)を組み合わせ、自律移動型のAI監視カメラ搭載警備ロボット「Perseusbot」を新たに開発。

今回の実証実験では、駅構内でのロボットによる巡回警備を行い、踏破力の確認や不審者・不審物検知の精度、駅環境における自律移動の安定性確認、駅係員・警備員の負荷軽減度合いの確認などを検証する。

同実証実験は、11月26~30日の10:00~16:00に実施。準備として11月7~9日、11月19~22日にも稼働する。

今後は、実証実験で得られた検証結果をもとに、2020年を目標に駅や空港など公共交通機関施設での安全性向上・業務負荷軽減を実現するAI監視カメラ搭載警備ロボットの普及をめざす。

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