宮島氏 県議選出馬へ 佐世保・北松浦郡区

 国民民主党の元衆院議員、宮島大典氏(55)は16日、来年4月の県議選佐世保市・北松浦郡区(定数9)に出馬する意向を明らかにした。
 同日開かれた後援会の会合で支持者に表明した。宮島氏は「国政を目指す思いがなえている。原点に立ち返り、県北、佐世保の暮らしをよくするため県議選に臨みたい。ハードルを越えた後は、市長を目指したい」と決意を述べた。支持者からは「今の野党では戦えない。無所属で立候補してほしい」と求める声が相次いだ。後援会幹部は「党との調整があるが、無所属の方向で協議する」と答えた。
 宮島氏は1991年の県議選に当選して議員活動を始めた。98年の衆院補選に自民党公認で初当選したが、2000年の衆院選で落選。民主党に入党後、09年の衆院選で返り咲いたが、12年と14年は連敗。17年は希望の党から出馬し、自民現職に敗れた。現在は国民民主党の次期衆院選長崎4区の公認候補に内定し、県連の総支部長を務めている。
 県議選佐世保市・北松浦郡区はこれまでに現職7人と新人2人が立候補の意向を示している。

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