UEFAネーションズリーグ10月の日程がすべて終了し、リーグAの各グループ順位が暫定で決定した。グループ1ではオランダとフランスに連敗を喫し、いまだ勝利のないドイツが降格最有力候補に。来月のオランダとフランスの試合次第では、最終戦を前に降格が決定する可能性がある。また、フランスは次戦で引き分け以上の結果を残せば、プレーオフ進出が決まる。
グループ2では直近のスイスとの一戦で敗北したアイスランドのリーグ降格が確定。ベルギーとスイスが勝ち点で並んでいるものの、ベルギーの方が1試合少ないため決勝トーナメント進出に最も近いとされている。
9月に1分け1敗と苦しいスタートを切ったグループ3のイタリアは、今月のポーランドとの一戦で劇的勝利を収めたことにより、リーグA残留が決定。来月のポルトガル戦で処理すればグループ首位同士が激突するプレーオフに進出する可能性もある。クリスティアーノ・ロナウドが招集を辞退しているポルトガルは次戦引き分けで1位が確定する。
スペインが独走態勢に見えたグループDでは、今週イングランドがスペインに3-2で勝利したことにより、混戦の様相を呈してきた。最下位に沈むクロアチアだが、唯一2試合を残しているため、全勝すれば一気に首位に浮上する可能性もある。ただ、9月のスペインとの一戦で6失点で大敗しているため、勝利と共に大量得点が必要となる。
リーグA各グループの順位は以下の通り
