イタリアのACミランは、チェルシーからレンタル中のフランス代表MFティエムエ・バカヨコに対し、契約を解除しチェルシーにローンバックするつもりでいるようだ。
バカヨコはフランスのASモナコでブレイクすると、2017年夏に4000万ポンド(約58億円)でチェルシーへ移籍を果たした。しかし、チェルシーでの1年目はケガも重なり思ったようなパフォーマンスを見せることができず、今夏にACミランへレンタル移籍となった。イタリアのビッグクラブで再ブレイクを狙ったバカヨコだったが、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督から「物足りない」と烙印を押されてしまった。ガットゥーゾ監督は「バカヨコはボールを奪う方法を学んだ方がいい。我々は調整し続けなければならないんだ。それは簡単な事ではないだろう。今週中に不十分だった選手は送り返すことにした。私はより経験豊かな選手を指揮しようと思う」とコメントしている。バカヨコは今シーズン、リーグ戦で4試合しか出場しておらず、そのすべてが途中出場によるものだった。ミランはバカヨコに対して買い取り付きのオプションを行使することも可能だが、あと6試合のプレー次第でチェルシーに返却を考えているという。
