五輪警備に役立てて 警備マニュアルを内閣官房に提出 鎌倉

 鎌倉市の防犯ボランティア団体「鎌倉ガーディアンズ」は、警備や防災活動の経験を基に留意点をまとめたマニュアルを、内閣官房の東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局に提出した。

 国内外から多くの観客が押し寄せる五輪会場での警備やボランティア活動に役立ててもらうのが狙い。

 全36ページのマニュアルは「服装・装備品」「救急」「警備の心得」など7項目で構成。車椅子利用者や外国人観光客への対応も盛り込まれている。

 大津定博代表(55)は「五輪を支える活動に生かしてもらえたらうれしい」と話した。

東京オリンピックパラリンピック推進本部事務局にマニュアルを手渡す大津代表(中央)ら=大津代表提供

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