【NLCS】カーショウ7回力投 ドジャースWS進出王手

【ブリュワーズ2-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

前日の試合で延長戦を制したドジャースはワールドシリーズ進出王手をかけてリーグ優勝決定シリーズ第5戦に臨んだ。この日の先発、クレイトン・カーショウが7回1失点の好投をみせると打線はオースティン・バーンズやマックス・マンシーの適時打などで得点を重ねて、対戦成績を3勝2敗とした。

カーショウは前回登板で3回5失点と悔しい思いをしているだけに今試合では雪辱を果たしたいところ。2回までは無失点に抑えるも3回には1死一・二塁のピンチを迎えてロレンゾ・ケインに適時二塁打を浴びて先制点を許した。対するブリュワーズは先発のウェイド・マイリーが初回、先頭打者に出塁を許したところで降板。その後はブランドン・ウッドラフが6回途中3失点と粘りの投球をみせたが、中盤にドジャースに捕まった。

1-1で迎えた6回、ドジャースは1死一・二塁からマンシーの適時打で勝ち越すとヤシエル・プイーグも続いてこの回で2得点と逆転に成功した。3-1とリードを広げてエースを援護したドジャースはカーショウが7回9奪三振、1失点の好投で降板すると彼の気力がのり移ったかのようにその裏の打線はジャスティン・ターナーの適時打などでさらにリードを広げた。

ブリュワーズは今試合で先制するもその後も拙攻が続いた。4点差をつけたられた9回、カーティス・グランダーソンの適時二塁打でさらに1点を返すが時既に遅く、敵地で痛い連敗を喫した。

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