本田圭佑、6カ国目の挑戦がまもなくスタート 開幕節のダービーに燃える

インタビューで開幕節への意気込みを語った本田 photo/Getty Images

オーストラリアのAリーグが19日に開幕する。ロシアW杯後に戦いの舞台をメルボルン・ビクトリーへ移したFW本田圭佑が、開幕節への意気込みなどを語った。

20日に行われる第1節から、ライバルクラブであるメルボルン・シティとのダービーマッチを控えているメルボルン・ビクトリー。こんな大舞台に、この男が燃えないはずがない。インタビューに応じた本田は「私たちは2〜3ヶ月に渡ってトレーニングを積んできました。これほど準備してきたことはありません。この素晴らしい経験が、土曜日に行われるメルボルン・シティ戦でプレイにつながるでしょう。私はとても興奮しています」とコメント。豪『THE DAILY FOOTBALL SHOW』などが伝えている。

そして戦術について聞かれると、試合以外でもチームを盛り上げたり、ファンを増やそうとしたりしているのか、「戦術についてお話しすることはできません。もし知りたければ、私たちのトレーニング施設にきてください。誰でもトレーニングを見学できますからね」と答えている。

また、これまでオランダ(VVVフェンロ)やロシア(CSKAモスクワ)、イタリア(ACミラン)、メキシコ(パチューカ)と、様々な国でプレイしてきた本田。「サッカーはいつだって同じです」としながらも、オーストラリアのサッカーについて「ユニークな国だと思います。普段からトレーニングでたくさんの戦術を行いますが、ほとんどのチームは普通、週末の試合へ向けて準備を進めますからね。でも全然大丈夫ですよ」や「独特で変わったところもありますが、私はそこが好きです。オーストラリアの素敵な文化を知ることができました」と語った。

さらに「私はたくさんのダービーを経験してきました。だから、この試合の重要性を理解しています。私にとって初めての経験となるのは、ダービーと開幕戦が被ったことですかね。これは珍しいと思います。おそらく土曜日は、たくさんの人が訪れ、スタジアムがいっぱいになるでしょう。難しい試合になると思うので、メンタル面の準備が非常に重要ですね」と話している。大舞台に強い本田は、開幕戦のダービーで結果を残すことができるのか。

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