【MLB】Rソックス左翼手のサヨナラ負け救った超美技に米興奮 「この試合の救世主」

レッドソックスのムーキー・ベッツとアンドリュー・ベニンテンディ(右)【写真:Getty Images】

2点リードの9回2死満塁、左翼手ベニンテンディのダイビングキャッチで終止符

■Rソックス 8‐6 アストロズ(日本時間18日・ヒューストン)

 ア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第4戦は劇的な幕切れとなった。17日(日本時間18日)、ヒューストンのミニッツ・メイド・パークで行われ、レッドソックスが8-6で勝利。3勝1敗として、世界一に輝いた2013年以来のワールドシリーズ進出に王手をかけた。レッドソックスの大ピンチを救ったベニンテンディの超美技をMLB公式サイトが伝えている。

 レッドソックスは2点リードの9回。守護神キンブレルがイニング跨ぎでマウンドに上がった。だが、2死満塁のピンチを招きブレグマンに左翼へ痛烈な当たりを打たれたがベニンテンディがダイビングキャッチで捕球し大ピンチを切り抜けた。

 MLB公式サイトのツイッターは抜けていればサヨナラ負けの可能性もあったベニンテンディの超美技動画を公開。この試合を中継したTV局「TBS」の実況は「何というプレーでしょう! この試合の救世主です! 何という幕切れでしょう! もし後ろに打球が抜けていたら、ゲームオーバーでした」と絶叫。

 さらにメジャー通算136勝で解説を務めたロン・ダーリング氏は「9回のこのベニンテンディのキャッチです。ブレグマンの打球が芝生に着く前にキャッチしました」と称賛の声を挙げていた。

 そして実況はレッドソックスの外野守備陣を改めて称え「クリス・セールはこう言っていました。レッドソックスの外野陣は、あたかも4人いるかのように感じさせてしまうと。今夜はまさにその様に感じられます」と締めくくっていた。(Full-Count編集部)

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