DeNA東、日米野球代表を辞退 左肘に炎症

 横浜DeNAベイスターズのルーキー東克樹投手(22)が18日、左肘の炎症のため、来月9日に開幕する日米野球日本代表を辞退することが決まった。球団トレーナーによると、今季終盤に下半身の疲労から投球フォームを崩して肘に負担がかかった影響で、軽度の炎症がみられるという。

 この日スタートした秋季練習では軽めのメニューで調整した東は、「選出していただいたのに、このような形で辞退することになり本当に残念。しっかり治療、リハビリに努め、また侍ジャパンに選ばれるように頑張ります」とコメントした。

 東は今季24試合に登板し、チーム最多11勝(5敗)をマークし、チームで唯一規定投球回に到達する154回を投げ、リーグ2位の防御率2・45を記録。新人王の最有力候補となり、初の日本代表にも選ばれていた。

横浜DeNAの東投手

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