新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は28日、院内感染が起きた聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(同市旭区)に別の疾患で入院し、感染した70代女性が死亡した、と発表した。また新たに70代男性の感染が確認されたが、感染経路は不明という。
同病院の陽性患者の死者は計12人となった。
市によると、男性は市内で1人暮らし。中等症で、入院している。
また市は同日、さいわい鶴見病院(鶴見区)、菊名記念病院(港北区)、横浜甦生病院(瀬谷区)、元気会横浜病院(緑区)について、濃厚接触者全員の健康観察期間が終了し、いずれも院内感染が収束したとの見解を示した。