ミランが獲得のL・パケタ、取引の「配分」がおかしい?フラメンゴで疑問に

『Globo Esporte』は17日、「フラメンゴの取締役会は、MFルーカス・パケタのミランへの売却に関する取引を調査している」と報じた。

『NEXTカカ』とも呼ばれているルーカス・パケタは1997年生まれの21歳。フラメンゴの下部組織で育成され、一昨年デビューを飾った左利きのアタッカーだ。

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今年ブラジル代表に招集されるなど注目を集めており、先日フラメンゴは「1月にミランへと移籍することが決まった」とメディアに発表した。

しかし、その決断はクラブの総意で行われたものではないようだ。

ルーカス・パケタの移籍金は3500万ユーロ(およそ45.3億円)であると伝えられているが、クラブでは彼の終身価値(引退までプレーした場合の価値)は5000万ユーロ(およそ64.8億円)だと考えられていたという。

さらにフラメンゴに入ってくるのはその70%に過ぎず、4回払いで総額2450万ユーロ(およそ31.7億円)を受け取るのみだ。残りの30%はルーカス・パケタと代理人に渡る。

フラメンゴの取締役会はこの売却について適正なものだったのかどうかを調査する予定になっているとのこと。

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