19日（金）は山陰～北陸など日本海側は雷雨に注意が必要となる。関東の冷たい雨は午前中いっぱいのところが多くなりそうだ。全国的に昼間も気温は上がらず、暖かい上着があると良さそうだ。

山陰～北陸・関東甲信は雷雨に注意

　東日本から西日本の上空5000メートル付近には、平年よりも8℃程度低いー21℃の寒気が流れ込むため、山陰～北陸、関東甲信などは大気の状態が非常に不安定となる見込み。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意し、短時間の強い雨による大雨に注意・警戒が必要だ。
　あす20日（土）の朝までに予想される24時間雨量は、中国地方の多いところで100ミリとなっている。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要だ。一方、西日本は概ね晴れるものの、日本海側は不安定な空模様になりそうだ。

「冬日」今季最多78地点（午前5時まで）

　19日（金）は北日本を中心に寒い朝を迎えた。午前5時までに、道内76地点と岩手県2地点で最低気温が0℃未満の「冬日」となっていて、北日本では今シーズン最も冷え込みが強まっている。

関東の雨はきょうまで

　19日（金）の朝は関東で冷たい雨がところどころで降っている。雨は午前中いっぱいのところが多くなる見込み。東京は今月11日（木）から雨が続いているが、あす20日（土）以降はようやく晴れる見込み。

昼間もひんやり

19日の予想最高気温（前日差）
札幌　15℃（＋1℃）平年並み
仙台　17℃（－2℃）10月下旬並み
東京　18℃（－4℃）11月上旬並み
名古屋　22℃（－2℃）平年並み
大阪　24℃（－1℃）平年並み
福岡　21℃（－2℃）10月下旬並み
那覇　25℃（－2℃）11月中旬並み