21日まで笠間で公募作品展 廃棄ボール復活

解体、装飾施しアートに

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使われなくなったボールで作ったアート作品約350点が並ぶ=笠間市笠間

スポーツで使わなくなったボールで作ったアート作品が並ぶ「ボール×ボウル展in笠間」が21日まで、笠間市笠間の県陶芸美術館県民ギャラリーで開かれている。絵を描いたり、ビーズやレースで装飾したりした作品や、バドミントンの羽根で造形した竜などボールが約350点の作品に生まれ変わり、会場を彩っている。県、いばらき文化振興財団主催。

2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた本県独自の文化プログラム推進事業の一つ「リボーン・アートボール2020」の一環。アートボールを通じ、スポーツとアートを身近に感じてもらおうと、作品を作るワークショップを7月から県内で開いてきた。

今展では、小学生の親子が参加したワークショップで制作された作品や、県内外で一般公募した作品を展示。主に学校から提供を受けた廃棄ボールは、サッカーやテニスなど大小さまざま。解体したラグビーボールの面を花びらに見立てたり、制作時の台だった紙コップを作品の一部にしたりと自由な発想が見どころだ。

いばらき大使の俳優、渡辺裕之さんとAKB48の岡部麟さんも県の名産名所を前面に押し出した作品を特別出品している。入場無料。

ワークショップは今後も継続し、11月は水戸ホーリーホックの試合会場(ケーズデンキスタジアム水戸)やうしく現代美術展の会場(牛久市中央生涯学習センター)で開かれる。発案者で筑波大芸術系長の太田圭教授(日本画)は「スポーツとアートの結晶。自由にイメージを膨らませて見て」と話す。

21日午前10時半と午後2時から、元日本代表バレーボール選手の大林素子さんらスポーツや芸術分野で活躍する3人が登壇しトークショーを行う。無料。同展ホームページで事前に申し込む。(大貫璃未)