【ラ・リーガ】代表期間に中国に渡ったピケ クラブに無許可だったことが判明

クラブに無断で中国に渡っていたピケ

先日スペイン代表を引退したバルセロナのジェラール・ピケは、代表期間を利用して個人事業のため中国に渡りテニスの試合を観戦した。来年にスペインで行われるテニスのデビス・カップについての宣伝活動だったが、今回の仕事についてクラブには報告していないようだ。

木曜日の午前練習に参加したピケは、午後になると来年行われるデビス・カップの会場があるマドリードに移動した。ピケが立ち上げた会社「コスモス」が携わっており、視察のためバルサの練習場を後にしたようだ。スペインメディアのインタビューに応じたピケは、「会長にはまだ話してないよ」と発言。バルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長には今回の活動について報告していないようだ。ピケは続けて「いつか僕たちが会ったら、その時に説明するよ」とコメントしている。ピケは今回のデビス・カップでラファエル・ナダルにもプレーしたいと考えており、「世界で一番の大会にするにはまだ十分ではない。ラファエルはこの大会について非常にポジティブだったよ。特にマドリードで行うことについてね」と話している。ただピケが渡航した中国までの長距離移動は、ヨーロッパ国で代表招集された選手の中で最も長く、引退した選手が最長だったことに疑問が生じている。

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