琉球王国の「玉陵」を国宝に

重文は8件、文科相に答申

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那覇市の玉陵

 国の文化審議会は19日、琉球王国の国王の陵墓「玉陵」(那覇市)を国宝に、大前神社(栃木県真岡市)など8件の建造物を重要文化財に指定するよう柴山昌彦文部科学相に答申した。沖縄県内の建造物の国宝指定は初めて。近く答申通り指定され、建造物の重要文化財は2497件(うち国宝226件)となる。

 玉陵は、琉球国王尚真王が1501年に築造。切り妻造りの屋根を持つ沖縄地方特有の「破風墓」で、現存する破風墓では最大・最古とされる。

 大前神社は17世紀末から18世紀初めにかけて建造された。

 このほか武知家住宅主屋(徳島県石井町)や旧田代家西洋館(佐賀県有田町)も指定する。

栃木県真岡市の大前神社