【プレミアリーグ】ATに劇的同点弾!チェルシーがユナイテッドに追い付き無敗をキープ!

後半ATに同点に追いつき、チェルシーが無敗をキープ

インターナショナルウィークが終わり、週末にプレミアリーグが再開。第9節となる今試合では、チェルシーがスタンフォード・ブリッジでマンチェスター・ユナイテッドを迎え撃った。

リーグ戦未だ負けなしのチェルシーは、最前線にアルバロ・モラタを起用。左サイドにはレアル・マドリード行きが噂されるエデン・アザールが先発出場となった。マウリツィオ・サッリ監督となってからお馴染みとなった細かいパス回しでゲームを支配するチェルシー。対するユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、アザールにアシェリー・ヤングがマンマークで付く戦術を敷く。普段に比べて自由に動き回れないアザールだったが、モラタやマルコス・アロンソのサポートにより徐々に本来の持ち味を発揮し、ユナイテッドのDF陣を翻弄してゴールの匂いを漂わせる。すると21分、アザールのドリブル突破からCKを獲得すると、ウィリアンのクロスからアントニオ・リュディがーがヘディングで叩き込み、ホームのチェルシーが先制に成功。リードして試合を折り返す。

点差を広げたいチェルシーだったが、後半に入るとユナイテッドの猛反撃に遭う。55分にゴール前の混乱からアントニー・マルシアルに押し込まれて同点に追いつかれてしまい、73分には再びマルシアルが強烈な右足のシュートでネットを揺らされ、チェルシーが逆転を許してしまう。予期せぬ展開に慌てて攻撃に転じるチェルシーだったものの、守備的戦術に長けたモウリーニョ監督が指揮するユナイテッドに、あと一歩のところでゴールが奪えない。このまま試合終了にみえた後半アディショナルタイム。リュディガーのシュートのこぼれ球に反応したロス・バークリーが右足で押し込み、非常に貴重な同点弾を獲得する。タイムアップ直前にはピッチ内外で揉め合う事態となったが、チェルシーが劇的展開で無敗をキープした。

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