日章8強、九国大付(福岡)を7-5 九州高校野球

【1回戦・九州国際大付-日章学園】2回裏日章学園2死一、三塁、右前へ勝ち越しの適時打を放つ深草

 高校野球の秋季九州大会(第143回九州大会)第1日は20日、熊本県八代市の県営八代野球場などで1回戦4試合を行った。本県の日章学園は7-5で九州国際大付(福岡2位)を破って8強入りした。

 日章学園は初回、石嶋留衣の2点適時打で先制。二回に追い付かれたがその裏、平野大和らの4連打で4点を加え、勝ち越した。五、八回に失点し一時は2点差まで詰め寄られたが、序盤のリードを守った。

 日章学園は22日午前10時からの準々決勝(熊本市・リブワーク藤崎台球場)で熊本西と対戦。勝って4強入りすれば、来春の選抜大会出場が見えてくる。

 この日の1回戦では、明豊(大分)は鹿屋中央(鹿児島)を7-3で下し、長崎商が沖縄水産を8-4で破った。熊本西は佐賀学園に3-2で競り勝った。

 第2日は21日、同球場などで1回戦4試合を行う。本県の小林西は午後1時から同球場で筑陽学園(福岡1位)と対戦する。

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