ツアー・オブ・広西2018 第5ステージ雨の長距離ステージ 新城は68位

2018年10月16日〜21日の日程で中国南部の省、広西(グァンシー)を舞台に行われる6日間のUCIワールドツアー、ツアー・オブ・広西。

第5ステージは今大会最長となる212.1kmの長丁場。途中4つの山岳ポイントと、ボーナスタイムが与えられるスプリントポイントが2か所が設けられているため、総合を争う選手にとっては気の抜けない、勝負どころのステージとなった。

朝から雨が降ったり止んだり、途中雨足が強くなる場面もあり、レインウエアーが手放せない一日。ゴールスプリントでは、先頭で落車が発生する場面もあったが、新城はトップから5分20秒遅れの68位でフィニッシュ。

中国ならではの景色の中を行く集団。バーレーンメリダもまとまって走る姿が確認できる Photo:Miwa IIJIMA
チームメイトと共にフィニッシュした新城 Photo:Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント:

「今日は一日中雨の予報だったので、逃げグループの人数によっては逃げ切る可能性もあるため、チームから誰かは逃げに入るのが第一の目標だった。

しかし、チームからは誰も逃げグループに入ることが出来ず……。逃げていたメンバーは強い選手だったが、4人と人数的に少なかったので、集団もタイム差をコントロールしながら、有利にレースを進めていた。

昨年は集団ゴールとなったこのステージだが、今年は雨の影響で、下りで集団が2つに割れて、上りで遅れたスプリンターは集団に復帰することはできなかった。自分もこの集団でゴールすることになってしまった。

明日は最終日、シーズン最後の公式レースなので、気持ちよく走ってシーズンを締めくくりたい。」

【text&photo:Miwa IIJIMA】

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