クラシコ控えるバルサに悲劇…… 首位返り咲きもメッシが右腕骨折

右腕を抑えてピッチに倒れ込むメッシ photo/Getty Images

バルセロナは20日、チームのエースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが負傷離脱することになったと発表した。

同日行われたリーガ・エスパニョーラ第9節で、首位のセビージャをホームへ迎え入れた2位のバルセロナ。開始早々の2分にフィリペ・コウチーニョが先制ゴールを奪うと、90分間で計4ゴールを奪い、4-2でセビージャを撃破した。この結果、バルセロナは首位に返り咲いている。

この一戦でスターティングメンバーに名を連ねたメッシは、12分にカウンターからドリブルで持ち込み、貴重な追加点を奪ったが、直後にアクシデントが襲う。16分、ドリブルを仕掛けるが、フランコ・バスケスと衝突し転倒。地面に手をついた際に右腕を痛めてプレイ続行が不可能になり、テーピングで肘をぐるぐる巻きにしてピッチを後にする痛々しい姿もカメラに捉えられていた。

クラブの公式サイトによると、その後の検査の結果、右腕のとう骨を骨折していることが判明。約3週間の離脱が余儀なくされるとのことだ。これにより、チャンピオンズリーグ・グループステージのインテル戦(10月24日、11月6日)や次節に控えているレアル・マドリードとのエル・クラシコ(10月28日)などを欠場することが決まった。バルセロナにとっては、大きな痛手となってしまったことだろう。

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