改組新日展で河本昭政さんが特選

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 国内最大の美術公募展「改組 新第5回日展」の第二科(洋画)と第四科(美術工芸)の入選者が21日発表され、岡山県内からは第二科で、洋画家河本昭政さん(59)=岡山市東区=が4年ぶり2度目の特選に輝いた。

 河本さんは岡山大教育学部“特美”卒。一貫して妻をモデルに描いており、受賞作「室内」も目を閉じて椅子に座る女性像。全体に青みがかった色調で凛(りん)とした雰囲気が漂う。「作家の大切にする心模様が表現されている。独特な色面構成であり秀作」と評価され、「絵筆を持った40年前から夢見てきた目標。周囲の支えに感謝したい」と喜びを語った。

 同展は11月2~25日、東京・国立新美術館で開催。来年7月には19年ぶりに岡山へ巡回する。

 特選を除く県内入選者は次の通り。(敬称略、○は初入選) 第二科(洋画)=池上わかな、上野留美、片岡恵子、小塩武、曽我部厚美、常原佳子、○那須萬喜子、○林敏昭、○藤井美恵子、伏見秀明、藤原博、筆保博文、森美由希(以上岡山市)○狩野美智子、岸本修、後藤晋、佐野慎一、難波知津子、○三宅富美子、吉岡真紀子(以上倉敷市)北川直枝、山本佳子(以上玉野市)森下修三(高梁市)奥田利勝、○神宝亜季子(以上瀬戸内市)○玉木寿子、友次操(以上赤磐市)妹尾美智子、○古屋貴久子(以上美作市)頃末加代子(浅口市)関野智子(西粟倉村) 第四科(工芸美術)=栗坂史朗(岡山市)岡本徹正(備前市)福田順正(美咲町)