マリア像、夕日に神々しく 天草市の崎津集落

©株式会社熊本日日新聞社

夕日に浮かぶマリア像=20日午後5時40分ごろ、天草市河浦町

 世界文化遺産に登録された熊本県天草市河浦町の崎津集落で、岬に立つ「海上マリア像」と夕日が重なる好機を迎えている。オレンジ色の太陽に祈りをささげるシルエットが浮かぶ神々しい光景を見ることができる。

 マリア像は1974年、集落の信者らが航海の安全と豊漁を願って崎津港近くに建立した。高さは約3メートル。冬至を挟んだ10月下旬~11月下旬と2月に、日没の方向と重なる。

 20日夕は、マリア像が見える防波堤に十数人の観光客らが集まった。直前まで雲に隠れていた太陽が顔を出し、マリア像に重なると大きな歓声が上がった。

 大阪府八尾市の松本勇さん(75)は「これを見るために旅行のスケジュールを組んだ。神聖な感じで感動しました」と話していた。(谷川剛)