極楽浄土の世界、金色の菩薩厳かに 京都・東山でお練り供養  

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きらびやかな衣装で本堂から地蔵堂に向かう二十五菩薩の行列(京都市東山区・即成院)

 菩薩(ぼさつ)が民衆を極楽浄土に導く様子を表現した「二十五菩薩お練り供養大法会」が21日、京都市東山区の即成院で営まれた。きらびやかな金色の面を輝かせた菩薩の行列が境内を進み、大勢の参拝者らが見守った。

 境内の本堂を極楽浄土に、地蔵堂を現世に見立て、両堂に長さ約60メートルの木橋を架けた。菩薩が往復することで、阿弥陀如来が二十五菩薩とともに臨終の人々を迎えに来る「来迎(らいごう)思想」を表している。

 ほら貝を吹く修験衆や稚児らが行き来して花を供えるなどした後、本堂から二十五菩薩が現れた。華やかな装束をまとった菩薩が厳かに歩む様子に参拝者は手を合わせたり、写真を撮影したりしていた。