【セリエA】白熱のミラノ・ダービーはインテルの勝利!主将イカルディが劇的AT弾!

終了間際のゴールで勝敗が決した

現地時間21日にセリエA第9節が行われ、インテルとACミランによる”ミラノ・ダービー”が実現した。

今回で222回目の”ミラノ・ダービー”。公式戦6連勝のインテルに対し、公式戦3連勝で8試合負けなしのミランという好調同士の一戦となった。両チームのサポーターとクラブのレジェンド達が見守る中、開始早々からダービーらしい白熱した試合展開となる。4分にスソ、9分にはハカン・チャルハノールのミドルシュートでミランが積極性をアピールすると、インテルも10分過ぎから立て続けに決定機を演出してその熱気に応えて見せる。それでも、ゲームが進むにつれ優位に立ったのは今試合ホームサイドとなったインテルだった。主将マウロ・イカルディを中心に攻撃を組み立て、34分にはCKの流れからマティアス・ぺシーノのシュートがクロスバーを直撃するなど、インテルペースで試合を折り返す。

後半に入っても尚も攻め続けるインテル。ボール支配率やシュート数で常にミランを上回り、何度もゴールに襲い掛かるが、なかなかネットを揺らすまでには至らない。時間が刻一刻と過ぎ、スコアレスドローに終わるかに見えた後半アディショナルタイム、ついにその時が訪れる。右サイドからぺシーノが右足のクロスを供給すると、ゴール前でDFを振り切ったイカルディがヘディングシュートを叩き込み、喉から手が出るほど欲しかった先制点を奪取。キャプテンの値千金のゴールで、インテルが今季初のダービーを制した。

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