米作りで住吉地区結ぶ 子どもと高齢者収穫作業

鎌の使い方を教えてもらいながら稲刈りを体験する子どもたち

 宮崎市の住吉地区は、米作りを通して生きる知恵や力を子どもたちに伝える「米穂夢(マイホーム)」事業に取り組んでいる。収穫したコメは1人暮らしの高齢者に届けるなど、子どもたちが作ったコメは世代間交流の懸け橋にもなっている。事業を立ち上げた同地区青少年育成協議会の中川幸子会長(70)は「米作りを通して、地域の輪を広げたい」と話している。

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