『Sportskeeda』は6日、「リオネル・メッシが欧州での大会で更新できていない5つの記録」という記事を掲載した。
長年サッカー界の頂点に立ち、様々な記録を達成してきたメッシ。これからもまだ新たなマイルストーンを置き続けていくだろう。
しかし、まだ彼がチャンピオンズリーグで破れていない記録がいくつも存在している。それらを達成した王者たちとは？
5：ヨーロッパの大会における出場数
2004-05シーズンにチャンピオンズリーグでデビューしたメッシ。すぐにバルセロナでレギュラーを獲得し、世界トップクラスの選手となった。
先週火曜日のトッテナム戦で、メッシはヨーロッパでのカップ戦で128試合に出場したことになった。彼が31歳であることを考えれば非常に多く、さらにまだまだ伸びる。
ただ、今最高記録を持っている選手も、まだまだ伸びる。
ポルトでプレーしている元スペイン代表GKイケル・カシージャスは、現在179試合に達しており、今季も出場しているのだ。
4：チャンピオンズリーグ決勝でのゴール数
メッシの卓越したゴール数。そして決勝戦でも何度もスコアシートに名を連ねた。4回のチャンピオンズリーグファイナルでプレーし、印象的な勝利を収めてきた。
ただ、決勝での彼のゴールはあまり印象的ではない。2009年と2011年にはマンチェスター・ユナイテッドを相手に決めたが、まだ2得点のみだ。
この記録を持っているのはレアル・マドリーのレジェンドであるアルフレド・ディ・ステファノとフェレンツ・プスカシュ。
彼らは7ゴールを記録しており、メッシも更新までだいぶ時間がかかるはずだ。
3：欧州の1大会においてのゴール数
何度も言うが、メッシのゴール数は卓越している。純粋なストライカーではないにもかかわらず、どんな欧州の点取り屋をも上回る。
ヨーロッパでの大会で得点王になったことも1度や2度ではないのだが、この点では大きく上を行く選手がいる。
ラダメル・ファルカオ（ヨーロッパリーグ）とクリスティアーノ・ロナウド（チャンピオンズリーグ）は一回の大会だけで17ゴールを決めたことがある。
一方、メッシの最高記録は得点王となった2011-12シーズンのチャンピオンズリーグで、その数は14ゴールだ。
2：チャンピオンズリーグでの最速ゴール
リオネル・メッシはそのキャリアの中で多くの記録を達成してきたが、チャンピオンズリーグでの最速ゴールには届いていない。
この記録を持っているのは、オランダ代表の名ストライカーであるロイ・マカーイだ。
2007年にバイエルン対レアル・マドリーの試合で、彼はキックオフから10.12秒でのゴールを決めたのだ。これは10年以上経っても破られていない。
1：欧州カップ戦での最速ハットトリック
チャンピオンズリーグでこれまで105ゴールを決めてきたリオネル・メッシ。ハットトリックも6回経験しており、1試合で5ゴールを決めたことすらある。
しかしそれでも最速ハットトリック記録は彼ではなく、2011年にフランス代表FWのバフェタンビ・ゴミスが作ったものだ。（動画はYoutubeに飛んでご覧ください）
リヨン対ディナモ・ザグレブの試合で、彼はわずか10分足らずで3つのゴールを決めた。この記録も数年間破られていないものである。
