きょう23日(火)は東日本や西日本では曇りや雨の所が多くなる。大気の状態が不安定になるため、雷雨になる所もありそうです。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要となる。
東・西日本は曇りや雨 雷雨にも注意
きょうは日本列島が高気圧と高気圧の間に入り、湿った空気が流れ込みやすくなる。きのうのようにスッキリと晴れる所は少なく、特に西日本と東日本では曇りや雨の所が多くなりそうだ。
午前5時現在、すでに雨雲のかかっている所があるが、西日本では午前中から九州や中国、四国を中心に雨が降りやすく、近畿や東海でも午後には雨雲がかかってくる見込み。局地的には雷を伴って、激しく降るおそれもあるため、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要となる。北陸も午後から次第に雨の範囲が広がり、雷雨になる所もありそうだ。
関東は多少、晴れ間があるものの、千葉県など沿岸部では午前中から雨が降る可能性がある。また、夕方以降は雨の範囲が広がり、帰宅時間は雨の所が多くなるため、出かける時に雨が降っていなくても折り畳み傘が必要な天気となる。
北日本も天気は下り坂 濃い霧にも注意
北日本は午前中を中心に晴れ間のでる所が多いが、午後には雲が増えてくる。夜遅くには雨の降りだす所があり、あすは広い範囲で雨や雷雨となりそうだ。また、午前中は濃い霧のかかる所があるため、車の運転などは注意が必要となる。
西日本は気温ダウン 11月並みの肌寒さも
最高気温は、西日本ではきのうより低い所が多くなる。特に中国、四国では20℃に届かない所が多く、11月上旬から中旬並みの肌寒さとなりそうだ。一方、東日本や北日本ではきのうとそれほど変わらない所が多く、東海は22℃前後、関東、東北は20℃前後、北海道は17℃前後となる見通し。(気象予報士・多胡 安那)